いびきの原因と治療

私は小さい頃からいびきをしていました。

翌2段ベットの上に寝ていた姉に「うるさい!」と言われて、それこそ夜中でも起こされたことがあったくらい。

でも、うちの家族は皆いびきをしていたので、そういうものだと思っていました。

しかも、いびきをしていない時も多かったのでそれほど気に留めていませんでした。

しかし、結婚してから妻にうるさすぎて寝られないと別の部屋にベッドを移された時に初めて、自分のいびきは病的かもしれないと思ったわけです。

そのこともあって病院に行ったわけですが、その時に言われたのは睡眠時無呼吸症候群との関連性でした。

 

いびきの原因は肥満だけではない

お医者さんの説明では、いびきはのどに空気が通るのを邪魔されると、それで笛のような音が出るんだとか。

私の場合は、元々「首が短く」、「のどちんこが長い方で」、「顎が後ろにへこんでいる」という特徴がまさにのどが狭まり空気が通る時に音が出やすい、つまり、いびきの出やすい体形だったようです。

また、私は重度花粉症でちょっ中鼻が詰まっていたのですが、これもいびきの原因だろうと言われました。

これらに加え、肥満も大きな原因でした。

急激に太ったことで脂肪がのどを圧迫するので、気道を空気が通りにくくなったという事です。

いびきのメカニズム

自分の感覚では結婚してから20㎏太ったとはいえまだ80㎏程度だったので、「百貫デブ」というわけではないと自分に言い聞かせていたのですが、医者の話を聞いて自分が肥満であることを認めざるを得ませんでした。

 

いびき治療

このように、私の場合いびきが複合的な原因から起こっていると考えらえれましたので、色々なアプローチをとりました。

 

鼻炎の治療

まず最初にやったのは鼻炎の治療です。薬を飲んだり、鼻炎スプレーをしたりしました。

これでしんどかったのは眠気との闘い。鼻炎の薬は副作用で眠くなりますが、1日1回飲むだけで良いタイプだと長時間効果が持続するので昼間眠くてしょうがなかったんです。

そこで、1日2回のタイプにして夜飲むだけに変更してもらいました。また昼間はひどい時だけ鼻炎スプレーで対処するようにしたら、眠気に襲われることもなくなりました(とは言え、昼飯後の会議は眠いですが)。

なお、昼眠くなると困りますが寄るなら逆に好都合。おかげでぐっすり寝られている気がします。

 

枕を変える

上を向いて寝ると気道が狭くなりやすいんだとか。で横向きになって寝ることを勧められました。

ただ、当時は40肩で、横になりやすい方向に向けなかったので、何となく寝にくかったのを覚えています(もう慣れましたが)。

そこで、対策としてこのような妙な形をした枕を買いました。

横向き枕

 

これが枕の高さが絶妙で、肩も痛くならず、非常に首のすわりも丁度良くてぐっすり寝られました(ちなみに私の妻には高すぎて合いませんでした)。

 

肥満解消

食事療法や運動療法(ジム通い)を汲みわせてやせた事で、かなりいびきが小さくなったと妻にも言われています。

なお食事療法に関連して、アルコールを飲む回数を減らしました。お医者さん曰く、アルコールで血流が良くなると鼻閉(鼻づまり)を起こしたり、筋肉を弛緩させるので気道が閉塞しやすくなるんだとか。

実際は上の3つを同時にやったので、どれが効いたのか分からないんですけどね。

 

最悪手術も

人によっては扁桃腺を切除したりしなければいけない人もいるそうです。

今は妻は「昔に比べたら全然気にならない」と言ってくれていますが、人様に迷惑をかけるのはイヤなので、いつかは手術をした方がいいのかと思っています。

 

 

(参考)

耳鼻咽喉科サージセンターちば

SAS(睡眠時無呼吸症候群)の治療、こんなに効果あった!

私の受けた治療はいわゆる宇宙飛行士みたいにマスクをつけるCPAP(シーパップ)という治療法です。

 

CPAPって何?

喉が閉塞して起こるいびき、睡眠時無呼吸症候群に対し、気道に陽圧をかける事で酸素の通りをよくする装置だとか。

まあ、良く分かりませんが、最初に見せられた時は、こんなものつけるのかと大げさな気がしましたし、逆にこんなものを付けないといけないほど、自分の症状が深刻なのかとブルーになりました。

装着する前は不安でした。それは元々、私は顔の周りに何かがついている時になる質だからです。

例えば美容院でシャンプー時に顔の上に載せられる薄い布もくすぐったくてかゆくてダメです。

それがあんなマスクをつけられたら気になって眠れません。余計寝不足です!

と心配だったのですが、効果はてきめんでした。

 

疲れが取れた!性格が変わった?

マスクをつけて寝た初日の朝、マジで爽快でした。「あっ、俺今まで寝られてなかったんだ」と気づかされました。

それくらいぐっすり寝られて、疲れが取れてたんです。

心配した妻がその日は同じ部屋で寝てくれてたんですが、いびきも全くかかなかったそうです。これなら一緒になれれるとほめられました。

また、1週間くらいしたある週末、妻から「性格が穏やかになった」と言われました。

今まではちょっとしたことにイラついているように見える時が良くあったそうなんですが、今では顔から緊張感が抜けたとか。

言われてみれば部下に起こる回数も減ったかもしれません。

それくらい自分でも気づかないうちに寝不足でイラついていたんだなあと気づかされました。

 

肥満改善のための食事療法と運動療法

CPAPで劇的な効果を実感したものの、こんなものつける生活が一生続くのはイヤです。

そこで私の場合の原因である肥満を改善することになりました。

医師に言われたのは、食事療法と運動、という当たり前の方法です。

まずカロリーを押さえます。これまでの毎日の晩酌の習慣も頻度を減らし、週末2日だけにしました。

さらに脂分を抑えるために、動物性の脂肪分を取りすぎないように、取る場合も青魚から採るようにしました。

炭水化物も朝・昼は採りますが、夜は止めました。

運動はジムにでも行こうとしたのですが、今までの経験上絶対に続かないので、まずは階段を使う、帰りは一駅前から歩く、をやってみました。

効果はてきめんで、5か月後には体重は5㎏減り、半年後の検査では、ほぼ体重が正常値に戻りました。

それだけでなくコレステロールなど血清脂質も改善し、何だか長生きできそうな気がします。

 

ぜひSAS治療してみて!

私は睡眠時無呼吸症候群の事も知らなかったし、もちろんその治療であるCPAPというものも知りませんでした。

でも、これを付ける事で、大げさではなく新しい人生が開けたとさえ思っています。

いびきで悩んでいる方、睡眠時無呼吸症候群ではないかと疑っている方、睡眠時無呼吸症候群と言われたけどCPAPをためらっている方がいたら、サッサとお医者さんの所に行って治療を受けることをオススメします。

治療は保険が効きますので、機器のレンタル料+治療費で月5千円程度です。

安くはありませんが、その価値はあります。

悩んでいる時間がもったいないですよ!

 

 

睡眠時無呼吸症候群と診断されるまでの流れ

耳鼻咽喉科サージセンターちばで改めて精密検査を受けました。

まずは先生による診察です。

 

医師による診察

昼間仕事中にどれくらい眠いか、鼻の病気があるか?、夜間トイレに行くか?等を聞かれました。

確かに眠いっちゃねむけれどそれが病的だとは思っていませんでした。

はなの病気はアレルギーで花が詰まるくらい。

夜はトイレで立ったりせず、自分ではぐっすり寝ているつもりでした。

さらに、いびきや睡眠中の無呼吸の頻度を聞かれましたが、自分では自覚症状がないので、付き添っていた妻に答えてもらいました(病院に行く前に寝ている様子の分かる家族と来るように言われました)。

問診の結果、自覚症状はないかもしれないが睡眠時無呼吸症候群の疑いが濃いという事で、さらなる検査をすることになりました。

 

家に帰って機械で簡易検査

実際に寝ている間に呼吸が止まっているのかどうか、家に機器を持ち帰って計るように言われました。

鼻からの呼吸を計るセンサーと、血液中の酸素濃度と脈拍を計る指センサーのついた腕時計の大きいのみたいな機器を寝る前に装着すると、寝ている間の症状を自動的に診察してくれるとか。

ちなみに、痛いとかはありませんでした。

 

病院に入院して精密検査

家でセンサーを付けた検査でやはりよる呼吸が止まっていて、しかも思った以上に高頻度で止まっているとの事で、あらためて病院に泊まり込んでもっと大掛かりな機械で精密検査をすることになりました。

当時は重要なプロジェクトを任されたばかりで、忙しさもハンパなかったので、精密検査の時間を採るのはムリじゃないかと思っていたのですが、検査は夜に行われると聞き、安心したのを覚えています(当たり前ですよね)。

夜の7時前には病院に来るように言われていたので、いつもよりも早く会社を出て、直接向かいました。

着替えや歯ブラシなどは妻が持ってきてくれました。

早速検査開始です。何だか痛いのはイヤだなあと思ったのですが、とにかく体中にコードを付けられるくらいで(大げさすぎてビビりましたが)、全く痛い思いはしませんでした。

検査機器は、終夜睡眠ポリグラフ=PSGとかいうもの。なんでも、呼吸だけでなく、脳波や心電図も検査してくれるとか。

脳や心臓にも悪影響があるの?そうらしいです。呼吸が止まると血中の酸素濃度が下がるので脳や心臓に負担をかけることになり、結果的に心筋梗塞や脳梗塞のリスクを上げてしまうのだとか。

まじか。怖い・・

検査は20時に始まり、22時に消灯。無理やりそんな早くから寝なければいけません。

でも、体中にコードがついていて気になって眠れない。抜蒸れないとマズい!と焦ると余計に寝られませんでした。

起床は6時。寝た気がしないまま朝が来てしまいました。普段と違う寝方をしていたので、正しく検査ができているか心配でした(結果しっかり取れてました)。

次の週改めて先生の所に行くと、正真正銘のSAS睡眠時無呼吸症候群と診断されましたが、それほど重症度は高くないとの事で標準的な治療をすることになりました。

いわゆる、CPAP療法(気道陽圧療法)というものです。

 

 

私の睡眠時無呼吸症候群とは?

昔から睡眠時無呼吸だったわけではありません。それはいびきから始まりました。

 

SAS(睡眠時無呼吸症候群)とは?

「睡眠時無呼吸症候群」は読んで字のごとく、寝ている間に呼吸が止まる症状ですが、その定義は「寝ている間に10秒以上の呼吸停止が5回以上繰り返される」とされています。

睡眠時無呼吸症候群

 

小さい頃からいびきがうるさかった

昔から兄弟に「いびきがうるさい」と言われていましたが、父親もそうだったので、みんなそんなものなのだろうと気にも留めていませんでした(周りは大変迷惑だったでしょうが)。

その後、結婚して、他人と同居するようになってそのいびきが実は大変な迷惑を引き起こしていることを知りました。

結婚前にも友人や彼女から、「イビキがスゴい。うるさくてまったく寝られなかった」と言われた事はあったのですが、皆多かれ少なかれそんなものだろうと深刻に考えていませんでした。

しかし、結婚して毎日妻と同じ部屋で寝るようになると、ある日、耐えられなくなったかのように妻がマジ切れし、「うるさくて寝られない!」と言ってきたのです。

それ以降、もう結婚して数年がたちますが、別々の部屋で寝るようになりました。

それでも「ずいぶん神経質だな」と他人のせいにしつつも、自分のいびきはちょっとひどいのかもとの認識は持つようになりました。

 

息をしていない?死んでる!

ある夏休みに妻と箱根に温泉に行くことになりました。元々旅行なんて行くことはめったにないので、相当うきうきしていたんですが、おいしいご飯を食べて、おいしいお酒を飲み酔っぱらって寝てしまった初日に大変なことが起きました。

夜中の4時頃だったでしょうか。妻に突然揺り起こされたのです。

寝ぼけ眼で「どうしたの?」と聞くと、心配そうに「生きてた・・・」。

えっ?どういうこと?

私のいびきがうるさすぎて妻が起きた所、急にいびきが止まり、全く音がしなくなったので心配になったのでしばらく見ていたら、息が止まっていたとか。

息もしていない、全く身体を動かさない様子を見て、妻が死んだのかと思って心配で揺り動かしてみたということでした。

自分でもびっくりしましたが、まあ、酒も飲んだことだし、その影響かなあとその時はそれほど進行に受け取っていませんでした。

 

病院での初の診察

しかし、1泊旅行から帰ってからも妻が「心配だから一度病院で診てもらったら?」と毎日言ってくるので、面倒くさいなあと思いながら、週末の土曜日に近くの総合病院に行きました。

そもそもどこの科で診てもらえばいいのか分からなかったので受付の方に相談した所、「耳鼻科か呼吸器科でしょう」。

そこで、とりあえず、耳鼻科の先生に診てもらうことになりました。

先生に事の顛末、症状をお話しした所、「睡眠時無呼吸症候群の恐れがあります」とのこと。

まあ、名前だけは聞いた事がありましたが、相撲取りのようなデブの人がなる症状だと思っていました。

考えてみれば結婚から20キロ以上も増え、自分もいつの間にか立派なデブの仲間入りをしていましたので、なるほどそれも関係あるのかと納得しました。

実際は、先生によると太った人に特有というわけではなく、喉が閉塞するような骨格の人ならやせていてもなる症状だとか。

また、睡眠時無呼吸症候群の人の多くはいびきがひどいとの事で、まさに私が当てはまっていました。

 

死ぬかもしれない?SASのリスク

睡眠時に呼吸が止まっているのはショッキングでした。だってそのまま呼吸が復活しなければ、死んでしまうリスクがあるという事ですから。

と思っていたんですが、お医者様曰く、「そのまま息をせずに窒息死することはほとんどありません」とのこと。

それなら一安心とも思ったのですが、「このままでいくと慢性的な寝不足で昼間の仕事中に集中力が落ちるのはもちろん、車の運転中にそうなると大事故を起こしかねません」と言われ、ちょっとビビッてすぐに精密検査のお願いした所紹介されたのが、「耳鼻咽喉科サージセンターちば」でした。